Pulsar2006kit

F5MODELの他のリブ組み機同様に工芸品のような仕上がりです。
工作上の仕上がりだけでなく、剛性を保つための工夫も要点を抑えて合理的に仕込まれています。
自作の為のヒントもたくさん発見できます。

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主翼は3分割されています。
翼端が黄色なので機体の姿勢確認は楽そうです。
カーボンD-Box部分には倍のリブが仕込まれています。
捩れ剛性は非常に高く、曲げ剛性は少しやわらかめに仕上がっています。
端翼のサーボ搭載部分です。(フィルムは切り取った後です。)
D-Boxの構造がよく判ります。
スパーは縦目のバルサの上下に1mm程のカーボンを上下に貼り、
ケブラー糸を巻いてあります。
翼端のダウエルとダウエル受けを仕込んである部分(写真のスパーの
右側)は密にケブラー糸が巻かれていることがわかります。
中央翼の中央です。
上面にはカーボン板がプランクされていて、中央リブの下面にもカーボンが
貼られています。
フラップサーボは右側の中央リブを貫通する形で搭載しますがここの部分は
補強がされていないので補強が必要です。
リブの穴の部分と側面にカーボンを貼る予定です。
中央翼の中央・上面の様子です。
フラップはコの字金具で接続されホーンも着いています。
中央部上面やリブに貼られたカーボンの様子がわかります。
フラップのヒンジ側にアルミパイプがあることもわかります。
端翼の接合部分の様子です。(中央翼端も同仕上げ)
リブの上下と接合面はカーボンが貼られています。
ダウエルはアルミ系の4mm棒です。
ダウエルで強度を出す構造ではなく、接合部分の強度をだしてしっかり接合
出来るようになっているようです。
フラップ前縁のアルミパイプと左右フラップの接合部分の様子です。
水平・垂直の各尾翼です。
形状からALTOと同じもののようです。
前縁、ヒンジ直前、ラダーの前縁はカーボンパイプになっています。
水平尾翼はネジ止めで運搬時には取り外しが出来るようになっています。
2005にあったBoomのサーボ台が無くなっています。
エルロン前縁のアルミパイプと水平尾翼前縁のカーボンパイプの様子です。
ケブラー1プライのPODでペラペラですが、要所にカーボンロービングで
補強がなされているので捩れ剛性や曲げ剛性は非常に高くなっています。
モーターとアンプ、バッテリーをノーズコーンに搭載するようになっています。

ラダーとエレベーターのサーボをどう積むか悩んでいます。
POD側のノーズコーン接合部分とノーズコーンのモーターマウントです。
開口部のように主翼取り付け部の前後にも円周状にカーボンロービング
が貼りこまれています。
ノーズコーンの後ろ側とPODのBoom接合部分です。
ノーズコーンはノーズコーン後端のネジでPODに固定されます。
PODの主翼取り付けネジはノーズコーンの固定ネジ同様アルミのナットが
取り付けされています。